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STORYストーリー

18年の苦労と
努力の先に
さらに求める
「料理へのこだわり」

「楽は苦の種、苦は楽の種」と控えめながらも笑顔で話すOさん。真面目で実直な人柄を感じさせる話し方で、高校を中退し選んだ料理人の道のりを話してくれた。苦労して植え続けた「楽の種」は、いまどのような世界を彼に見せているのだろうか。

第二の父親から巣立ち感じた
世界の広さ

高校生の夏に地元の日本料理店でアルバイトをしたことをきっかけに、当時の親方の強い勧めに応えて料理の道へ進みました。修行時代は朝早くから夜遅くまで修行に明け暮れ、調理の基本や知識を覚えました。ふぐ調理の資格などもその時に取得しています。

当時は、拘束時間は長くお給料はとても低かったです。親方には「楽は苦の種、苦は楽の種」、「明るい未来のために今たくさん苦労しておくんだ」と料理だけでなく様々なことを教わり、まるで第二の父親の様に思っています。
17歳から18年間親方について修行を積んでいましたが、1つのお店しか経験していないことで経験値不足を感じて、外の世界を見てみようと思い活イカを専門に扱う飲食店へ転職しました。
そこでも料理人として5年ほど勤めさらに料理の腕を磨きましたが、さらなる高みを目指すべく様々な経験を積むことが出来ると思い総合水産企業である、東京一番フーズに入社しました。
修行していたお店でふぐを捌いた経験もあったので、入社当時はふぐを早く捌くことにはそれなりに自信もありましたが、現場では入社2年目の若手たちの手早さと技術の足元にも及ばずショックを受けました。
その後諸先輩方にご指導いただき、すぐに東京一番フーズ基準の技術を身に着けて、「これまでの経験や知識が活かせるから」と、グループでは2店舗しかない「とらふぐ亭」と「魚業態」の2つの業態をもつ店舗の料理長のポジションをいただきました。

仲間への感謝の
気持ちで溢れた
受賞の瞬間

普段の仕事では会社の考え方でもある「自分が受けたいサービス、自分が食べたい料理」にこだわって、お店の店長をはじめ社員やアルバイトの垣根なく皆で相談しながら試行錯誤しています。中でも料理提供時は東京一番フーズだからこそ提供することができる「感動」にこだわっています。

とらふぐ亭の人気メニューの一つにふぐの身がピクピクと動いた状態で提供する「泳ぎてっちり」というメニューがあります。
圧倒的な新鮮さと技術があるからこそ実現できるパフォーマンスに入社当時は感動を覚えました。キャリア入社の自分の目からみても、とらふぐ亭の規定通りの料理やルールの徹底が、お客様へ感動を与える源になっているのだと感じます。
魚業態では日々の入荷や季節ごとの食材によってお出しするメニューを変えているので、ご来店いただくお客様に感動や驚きを提供するためのアイディアや改善案を常に模索しています。全員で話し合いスタッフ一人一人がしっかりと「こだわり」をもって意見を出し合うことが最高のお料理やおもてなしのご提供に繋がっていると感じます。
赴任当時は低迷していたランチのニーズを改めて見直し、みんなのアイディアや自分の経験を活かして提供時間の短縮を実現させました。回転率があがったことで忙しいランチの時間帯でも待ち時間なく入店できるようになり、多くのお客様にご来店いただくことで売り上げ向上にも繋がりました。同じ目標に向かって仲間と考え行動できる環境にやりがいを感じられて充実した日々を送っています。
仲間たちとみんなで積み重ねた取り組みが上長の目に留まり、令和2年度の最優秀料理長賞に選んでいただきました。そのお話をいただいた時には、まず仲間たちへの感謝の思いが溢れ本当にうれしかったです。
昔、親方に教わった「楽は苦の種、苦は楽の種」は本当だったんだなと感じています。

社名でもある
「一番」を目指して
日々精進

直近の目標はコロナの影響で落ちてしまった売り上げを、以前の状態まで戻すことです。
そのためにどうしたら良いのか、店長や後輩たちとも話し合ってより良いお店づくりを進めています。

また、後輩社員を含むスタッフの教育とメニューの開発にも力を入れています。
技術だけではなく今のニーズにあった料理はどんなものなのか、また提供方法はどうしたらもっと喜んでもらえるのか、などをしっかりと考えて、後輩にも伝えていけるように自分自身も日々精進し、社名でもある「一番」強いチームを目指しています。

応募者へ一言

東京一番フーズはレストラン事業だけではなく、養殖・流通・寿司・海外まで幅広く手掛けており、様々なチャレンジや夢がたくさん詰まった素晴らしい会社だと思っています。お客様に最高のお料理・おもてなしを提供することはもちろん、レストラン事業の枠を超えて幅広く活躍するチャンスがある環境で一緒に働きましょう。

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